2007年 08月 15日
■徒然エッセイ002-日本の名画・暑い日の1枚。

久隅守景(くすみ・もりかげ)作「夕顔棚納涼図屏風」(17世紀前半の作)東京国立博物館蔵
----------------------------------------アート・コンシェルジュのおすすめ日本の名画。
今年の仙台は格別暑い夏ですね。ここ仙台の街だけではなく、全国的にも暑い夏だそう。
地球温暖化の影響はもうずいぶん前から叫ばれていますが、すこしでもエコライフを実践
しようと、さまざまな場所で活動が始まっていますね。
例えばクーラーの設定を変えてみる、あるいはクーラーをやめて団扇を振る、など。
打ち水、というのも効果があるそうですね。風情があるし、清潔でいいですね。
日本人の風流な夏の暮らしというのは、まさにエコライフの知恵がつまっていますね。
「暑い!暑い!」それでもちょっと夏ばて気味のみなさんの声が聞こえてきそうですが、
それではこんな夏の絵画はいかがでしょうか。
江戸時代の画家、久隅守景(くすみ・もりかげ)が描いた屏風絵です。
親子3人、簡素な蓙の上で休む姿はのんびりと安らかです。お母さんのはんなりした身体
の上半身はどうやら裸のようですね。でも決していやらしい感じはせず、今しがた水浴び
でもしたかのように清潔そのものです。3人の上には瓜が葉を茂らして影を落とすのでしょう。
田舎屋の夏のひととき、なんと静かな光景でしょう。
遠くかすんで見えるのは、月か太陽か。暑い夏の一日であることを、すっと忘れさせて
気持ちを安らかにさせてくれる絵です。
さて、もう少し。東北の夏は案外短いです。
もう少し、この暑さを工夫して楽しんでみましょうか。
投稿者 mori : 2007年08月15日 11:40
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